住宅の無料診断の勧誘にご注意ください!
耐震診断とは…
今後起こりうる地震に対して建物が、十分な耐震性を持っているかを調べ地震に対する強さを理解し倒壊の恐れがあるかないか安全性を確認する事です。
ROMANの耐震診断は1万円で行っております。
弊社では専門スタッフが屋根裏、床下に入り現場調査を行います。プロの目でチェックして、確かな診断書を作成致します。平面図等をご持参の上ショールームにてお申し込みください。
地震に強い木造住宅を建てるには?
対策には、窓等の開口部や大部屋の取り方といった間取りで行える対策で一般の施主のかたにもわかりやすいものから、専門知識がないとわかりにくい壁量や建物のずれといった構造的な対策があります。
軟弱な地盤や液状化しやすい地盤に建つ建物は…
地震の時、地盤は大きく揺れその上に建つ建物も大きく揺れます。この様な地盤の上に立つ木造建物の場合、普通の地盤の建物よりも壁量を増やし、耐力壁を多くします。
建物の平面形はなるべく単純で、例えば長方形のようなものが良い。
平面がL字型やコ型などの建物や、凹凸が多い複雑な平面形の建物では、突出部分と建物本体部分の剛性が違います。そのため、それぞれの部分が地震時にばらばらに揺れ動いて両者の境界部分から壊れやすくなります。
1階に12帖以上の大きな部屋や続き間をとると、柱や耐力壁の量が2階に比べて相対的に少なくなり、耐震性が低くなります。吹き抜けなども耐力壁が少なくなるため、耐震性が低下します。
建物の重さを軽くする。
屋根材を軽いものにして、建物重量を軽くする事で、建物への地震力を減らすことができます。
重いピアノや書棚などを2階に置くと、1階にかかる地震時の水平力が大きくなります。よって、2階の床にのせる積載荷重が軽くなるような部屋の使い方・間取りにします。
柱の位置は?
建物の外周及び内部の要所でしかも各柱にかかる荷重がなるべく均等になるように配置します。
2階以上の建物の隅柱又はこれに準じる柱は、原則として通し柱とするか、接合部を金物で補強して通し柱と同等以上の耐力が出るようにします。
金物で補強する。
柱に生じる引抜力に抵抗させるために、柱脚と土台とを金物で緊結する事が重要です。又、筋かいの端部に金物を用いて補強する事によって引張り筋かいとして効果を発揮させる事ができます。更に、建物に作用する地震力によって上部軸組が基礎からずり落ちるのを防止すると共に、耐力壁によって生じる引抜力を基礎に伝達するために、アンカーボルトを用いて土台と布基礎を緊結します。アンカーボルトは通常M12(Zマーク表示品又はこれと同等以上)を用い、コンクリートへの埋め込み長さを25センチ以上とします。
耐力壁(筋かい等)を入れる。
木造住宅では、建物に作用する水平方向からの力に抵抗させるために、筋かいや面材を用いた耐力壁を設けます。
特に、1981年(昭和56年)以前の耐震基準に基づいて建てられた木造住宅は筋かいの不足などが指摘されており、注意が必要です。
1981年(昭和56年)以降の新耐震設計基準による建物は兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)においても被害は少なかったとされています。
耐力壁の量を多くする。
耐力壁として、筋かいや面材を用いた耐力壁を設け、建築基準法施行第46条に規定されている、必要な量を絶対的に満たします。
※一般的には建築基準法の必要量より20%以上増量することがベストといわれています。必要量が満たされていない建物は建築基準法違反です。